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インナーブランディングとは|組織を成長させるポイントと成功事例

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近年、多様な働き方が認められるようになったことから、「いかに社員のエンゲージメントを高めるか」そして「今ある人材をどのように活かし、成果を上げるか」という点に悩みを抱える企業が増えています。

これらの課題を解決するためには、企業理念の浸透や社内コミュニケーションの活性化を通じて社員のエンゲージメントを高め、企業と社員との深いつながりをつくる取り組みが必要です。

そんなときに有効となるのが【インナーブランディング】。企業の土台となる人とチームの在り方を見直すことで、目標に向かい一丸となる組織へと成長させることができます。

企業やブランドを新たなステージへと導くために、インナーブランディングの正しい手法やポイントを見ていきましょう。



インナーブランディングとは、企業の内部からブランドの力を強化するための戦略のひとつ。

企業が一丸となって事業を動かし目標を達成していくためには、会社の理念や価値観を社内で共有し、企業と社員のベクトルを合わせることが非常に重要です。

インナーブランディングが上手くいくと、「働く意義」や会社やブランドへの愛着が生まれ、離職率の低下や生産性の向上も期待できます。

以下のような課題を感じたときが、インナーブランディングに取り組むべきタイミングです。

人を育てる土壌やノウハウがない 採用しても定着せず、特に若い人が辞める 社内に活気がなく、停滞感が漂っている 個人任せでチームに一体感がない 社員が増え、方向性がバラついてきた


インナーブランディングの重要ポイント

●POINT 1_社内のベクトルを揃えるCI構築 会社の進む方向性を定め、次のようなことを社員と共有します。 採用・教育もこれらに基づいて行います。 ✔︎ 理念:会社の存在理由 ✔︎ ビジョン:目指したい姿・理想の会社・叶えたい社会 ✔︎ 価値:提供できる価値 ✔︎ 行動指針:社員・チームの価値観 これらを共有することで、社員の協力姿勢やチームの一体感が高まり、エンゲージメント(帰属意識・結果達成能力・協働意識・姿勢)が向上します。
●POINT 2_コミュニケーション向上 自己理解・他者理解に基づいたコミュニケーションを行うことで、質の高い対話と意思決定が可能になります。 また、対話による信頼感の向上は、社内関係・チームワーク・教育の活性化にも繋がります。
●POINT 3_業務のストレス取り・効率化・生産性向上 日常業務をストレスなく円滑に進めるために、現場の声を活かして、業務改善・無駄の削減、さらに業務サービスの向上を図ります。「自分の考えが認められる」「サービスに反映される」ということが、社員の参画意識を向上させます。

インナーブランディングに取り組むことで、以下のような効果が期待できます。

❶社員のエンゲージメント向上

社員が会社に対して持つ愛着や誇り・帰属意識・貢献したいと思う気持ちなどが「エンゲージメント」です。会社と社員の間に信頼関係があり、社員同士が深いつながりを持ち、全員が自分らしさを発揮して働くことで、エンゲージメントが向上していきます。

❷参画意識が高まる

会社の情報が共有され、上司・同僚との関係性や日々の業務について話し合える場ができると、社員はさまざまなことを「自分事」として捉えるようになります。自分の考えを認めてもらえることで、業務改善や成長に向けての参画意識が高まります。

❸個人とチームの生産性向上

チーム目標に沿った一人ひとりの役割が明確になり、達成に向けてエネルギーを集中することができます。また、自分の得意なやり方や個性を活かす取り組みは成果を出しやすく、メンバー同士が協力し合う相乗効果でチームの生産性が格段に向上します。

❹売上拡大・利益向上

事業推進を支える「人」と「チーム」が活性化し、生産性が向上することで、売上拡大や利益向上の成果が出てきます。安定した売上・利益は、新規事業や挑戦の後押しになり、企業の成長を支えます。

❺入社希望者の増加

社内で明確にした理念・ビジョン・行動指針は、対外的にも強力なメッセージとして機能します。企業のイメージや姿勢に共感する人材が集まることで、より質の高い採用活動につながります。

❻離職率の低下

社内の協力体制やコーチング力が強化され、社員のエンゲージメントも高まることで、人材が定着しやすくなります。また、採用にかかる金銭的コストと教育に必要な人的コストを二重で削減することができ、安定した組織で事業推進に注力することができます。

【特徴1】ストレングスファインダーの本格導入

アメリカの世論調査会社Gallup社(ギャラップ社)が開発した才能発見テスト『ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)』を使い、考え方や行動の傾向、得意・不得意を明らかにします。自分と他者の違いを認め合い、相互理解が進むことでコミュニケーション向上を図るほか、得意なやり方を知ることで圧倒的なパフォーマンス力を発揮するなど、チームの土台を整えていきます。
✔︎ お互いの特性や価値観を認め合う
✔︎ 能力の適材適所
✔︎ 能力向上
✔︎ チームビルディング、パートナー
✔︎ コーチング、エンゲージメント向上

【特徴2】社員の巻き込み力

現場の社員と意思を通わせ合い、考えを浸透させ、共感を生み出します。
✔︎ 理念・ビジョンの共有、認識
✔︎ 一人ひとりの貢献目標と成長目標
✔︎ 業務効率向上/関係性向上

【特徴3】中小企業ブランド運営実践ノウハウ

中小企業の経営経験と多くのブランド事業化の実践により、事業の成功に直結する行動計画の明確化、アドバイスができます。

インナーブランディングの主な流れ

①ストレングスファインダー企業導入
[自己理解・他者理解・違いを認め合い、存在を承認する]
②チームビルディング・運営システム構築
③社員導入研修<エンゲージメント向上>
[理念共有・強みの理解・歴史の共有・業務改善]
④OKR目標設定・方針決定
⑤会議・面談開始
⑥WCM社員目標完成
[一人ひとりのWill/Can/Mustを明確にする]
⑦運用・コーチング・評価



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人事評価制度と業務改善で、 離職者ゼロ&業績200%アップを達成

業績向上と人材の定着率向上を喫緊の課題とし、経営幹部の管理者研修からスタート。部下の個性や特性を理解するのに役立つ『ストレングスファインダー』を活用したコーチングを学び、人材育成の視座や今後の会社づくりへの考え方を改めて共有。その上で、全社員参加の「エンゲージメントワークショップ」を実施した。共通理念や理想のチーム像の共有、SWOT分析による自社の強みの整理、業務効率会議などを通じてベクトルを揃え、コミュニケーションの基盤を整えた。運用フェーズでは、朝礼やメンターなどの仕組みで相互にサポートし合う体制に。売上200%達成、離職者ゼロなどの成果が得られた。
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“突き抜けたブランド”の実現に向けて、 最高のチームビルディングへ。

「モノ」を売る時代から「コト」を売る時代へ。社員の意識改革と、多様な価値観を活かすチームワークが必要と考え、インナーブランディングに取り組んだ。自社の考えを内外へ表明するブランドブックの作成、自己理解・他者理解を深めるストレングスファインダー研修、マネージャー研修などを実施。心理的安全性とエンゲージメントの高いチームづくりが進み、業務連携を取りやすくなるなど、実務面でも効果が出てきた。また、理念に共感する人材が集まりやすくなったことや、新サービスを形にできる人材が育つなど、採用と育成面でも結果を出している。
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人が辞めない理想の会社へ。 チーム連携を高め、新しい足場屋を目指す。

採用募集をかけても応募が来ない。そもそも業界全体としても厳しい傾向があり、まずは在籍社員を育て、人が辞めない会社にしなければと考えて、研修に取り組んだ。全社員でのストレングスファインダー基礎講座受講に続き、マネージャー研修を実施。「見て覚える」の風習が根強い職人の世界だが、コーチングの実践スキルを身につけたことで、相手に合わせた効果的な教育が可能になった。また、会社が目指す理想の姿やお互いの思いを共有し、取り組むべきことが明確に。チームが一丸となり、実行に向けての土台が整った。
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アドハウスパブリックでは、インナーブランディングをはじめ、新たな商品・サービスや事業開発などブランディングに関するさまざまなサポートを行っています。

競合他社とは一線を画し、圧倒的な支持を集め、一目置かれる存在。すなわち「ブランド」として広く認知されることを目指して、今こそブランディングに取り組みませんか?

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2024 / 5.16
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